執事と私の前世の関係
「では行ってまいります」
満鳴の挨拶で水無月家の侍たちは戦場へ向かう
使用人たちはまだ若い満鳴に勝てるかと不安を示したが沙由は満鳴は勝利を納めると確信していた
「沙由さん……あの相談が」
沙由の後輩の女の子が沙由に相談をしてくる
後輩は誰にも聞かれない所がいいと言うので昼休みに沙由の部屋で相談を聞くことになった
沙由はしばらく戦でいない満鳴の部屋を綺麗に掃除をする
沙由は夢中で掃除をしていたら昼休みの時間になっていたので部屋に向かう
「ごめんなさい、さぁ中に入って」
後輩は部屋に入るなり泣き出した
理由を聞くと昨日も秀吉様にレイプされたらしく……
もう耐えられない
後輩の話を聞いて沙由は青ざめた
まだしていたのか
これまで秀吉は夜、自分の部屋に世話を若い女の子に手を出しているのを聞いたことがあり
秀吉に酷いことをされにくい女をつけていたのだ
後輩の年は14歳
決して若いとは言えないのに……
「辛い思いをさせてごめんね
今日から私が変わるから」
その時沙由は15歳
もう若い女の子の部類には入らない年齢
この年なら秀吉は自分に手は出さないと信じてた