Feelings of 15

夜空の花













あたしは舞台裏をでた。

外では裕也と大友が待っていた!

「ミホ~!!おめでと~!!」

大友が駆け寄る。

翔は…いないんだ。

「マジ、よかったぞ。すっげ~お前の気持ち伝わってた!」

伝わってたんだ…

それだけで嬉しい。

「よし!!特等席で花火だ~!!」

「7時からってかいてあるよ。」

「じゃあそれまで遊ぶぞ~!!」

大友は叫んだ。

「おー!!!」

あたしと裕也も言った。

あたしたちは屋台へ走った。

「ミホ。」

「なに?」

「翔のこと、気にならないのか?」

「え…?」

翔…

気になるけど

「俺が、呼んだんだ。」

「そうだったんだ…驚いちゃった!」

あたしは笑った。

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