Feelings of 15
その証拠に、あたしの裕也を見る目は変わった。
今まではただの友達だった。
翔まではいかなかったけど結構仲良かったし…
「わかった…」
あたしもこれを機会に
ほんとうに誰が好きなのか…
見直さなきゃ…
今のあたしには好きでいる資格なんかない…
翔を好きでいる資格なんてない…
「ほら、もうつくよ。」
家を出てから30分たっていた。
翔たちは試合の最終会議をしている。
「いたよ、うちの学校。」
裕也の指差す方向にはうちの学校の集団がいた。
「ばれるとやばいからとりあえずあの柱の影で見てようぜ。
「うん!」