Feelings of 15
「裕也のこと、どうすんだ…?」
え…?
「どうするって…。断ろうとしたら…待ってって言われて」
「そっか。」
「うん…」
一瞬沈黙が走った。
「あんときな…俺。」
「いつ…?
「あ、あぁ…ほら、2年の冬」
あたしと翔が気まずくなったあの日か…
「あのときから裕也はお前のこと好きだったんだ…まだ言ってなかったけど、俺はなんとなくわかってた…」
翔…?
どうしたの?
「俺も…お前のこと好きだったんだ。」
え…?