Feelings of 15
「え、俺!?全然やばいけど!」
「なーんだ!」
あたしも言う。
「あ!そうだ!」
大友が思い出したようにあたし達の方向を見た。
なに!?
「ちょうど、このメンツじゃん。なんか話そうぜ?」
「おぉ!いいよ!」
裕也ものっている。
そしてあたし達3人は机を三つ向かい合わせにして座った。
「翔…のことなんだけどさ。」
「翔がどうかしたか?」
裕也が聞く。
「あの二人、あと一週間で一ヶ月だろ?でもなんか翔の様子おかしくてさ。」
翔の様子がおかしい?
「でもさ…なんで?」
あたしは聞き返す。
「俺が考えるには、あの二人…多分別れる。」
大友は少しうつむいた。
……どうしたんだろ?