____苺の季節____
少しほっぺが火照ったまま、ぼんやりしてたら、鳴海が耳元で囁く。


「ごめん、気をつけるから」


「何を?ねぇ、鳴海、気をつけるって…どういう事?」


「あのな…、言っとくけど俺、オトコだからさ、気をつけてないと止まれない…って、


ホントはもっと、いや、いやいやダメだ、


お前にはわかんねー事、ほら!行くぞ」



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