____苺の季節____
「はい、良かったんじゃない?形になってきた、あともう一息!」
村井先輩の笑顔が評価を物語る。
「クラも、こーなんに指が絡まりそうになってヒーヒー言ってたのに、良くなったじゃん…、それにボーンのえーっと…かわい子ちゃん、なんたっけ?そうそう杏、あんた3度の和音の第2音、ピッチの取り方良くなった、にっしー良い指導してんじゃん」
西村先輩がクスクス笑った。
「ユーホとフルートのユニゾンも良いね~、皆、合宿で気合いが入ったみたいだな」
村井先輩は、厳しくキツイ言葉を投げつけ教え込み、伸ばそうとするけど、その分褒める時はたっぷりと褒める。
部員達の導き方が上手いんだ。
リラックスした皆の背中、横顔が見える。
窓の奥、太陽が一段と眩しい昼下がり、額から流れる汗も心地好かった。
村井先輩の笑顔が評価を物語る。
「クラも、こーなんに指が絡まりそうになってヒーヒー言ってたのに、良くなったじゃん…、それにボーンのえーっと…かわい子ちゃん、なんたっけ?そうそう杏、あんた3度の和音の第2音、ピッチの取り方良くなった、にっしー良い指導してんじゃん」
西村先輩がクスクス笑った。
「ユーホとフルートのユニゾンも良いね~、皆、合宿で気合いが入ったみたいだな」
村井先輩は、厳しくキツイ言葉を投げつけ教え込み、伸ばそうとするけど、その分褒める時はたっぷりと褒める。
部員達の導き方が上手いんだ。
リラックスした皆の背中、横顔が見える。
窓の奥、太陽が一段と眩しい昼下がり、額から流れる汗も心地好かった。