____苺の季節____
あたしより、うんと背の高い紅林君。


「だから、さっきの大丈夫かなと思って、

その、進藤とあの女の子の…、

ごめん、気になって、

追い掛けて…来た」


切なそうな瞳。


「星さんが、アイツ…、進藤の事を好きなんじゃないかってのは気付いてるんだ、

いや、きっとアイツも、

だけど!

俺の方が、

君の事、大切に出来る…、
大切にする、

俺さ、

やっぱ、言わないでいる方がちょっとキツイ、



だから言わせて、



初めて君と会った時から

想ってる……、

君の事が、

好きなんだ…」




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