山賊眼鏡餅。
「これが山賊の仕事だよ」
ハジメが言った。
「カツアゲが?」
「カツアゲって言うと、聞こえが悪いな」
「何て言えば良いの?」
「山の恵み。それに治安維持にもなってる」
「そんなことやめてバイトしたらいけないの?」
「これが仕事なんだよ。ほら、今日の稼ぎで、携帯代が払えるよ」
「お金が無くて携帯が止まってたの?」
「そうだよ。でも、もう大丈夫」
「なんか……」
「何?」
「なんか、ショック……」
「ごめん」
ハジメは俯いて言った。
「ごめんって言われても……」
「これが俺なんだよ」
「今までずっとこんなことしてたの?」
「そうだよ……」
「そんなのって……」
「ミチコがびっくりしちゃうと思って、言ってなかったんだ」
「確かにびっくりしたよ」
「俺のこと嫌いになった?」
「わからない」
「そうだ!」
「どうしたの?」
ハジメが言った。
「カツアゲが?」
「カツアゲって言うと、聞こえが悪いな」
「何て言えば良いの?」
「山の恵み。それに治安維持にもなってる」
「そんなことやめてバイトしたらいけないの?」
「これが仕事なんだよ。ほら、今日の稼ぎで、携帯代が払えるよ」
「お金が無くて携帯が止まってたの?」
「そうだよ。でも、もう大丈夫」
「なんか……」
「何?」
「なんか、ショック……」
「ごめん」
ハジメは俯いて言った。
「ごめんって言われても……」
「これが俺なんだよ」
「今までずっとこんなことしてたの?」
「そうだよ……」
「そんなのって……」
「ミチコがびっくりしちゃうと思って、言ってなかったんだ」
「確かにびっくりしたよ」
「俺のこと嫌いになった?」
「わからない」
「そうだ!」
「どうしたの?」