山賊眼鏡餅。
これでもかと言うくらい茂みの中を進むと、小さな広場に出た。
大きな岩がいくつか転がっていて、男はその上に腰掛けた。
「あのっ、携帯……」
私が言うと、男は、シャツの胸ポケットから、携帯電話を取り出した。
私の携帯電話だ。
「ありがとうございます!」
男は携帯電話を手に持ったまま言った。
「こんな所まで呼び出して、悪かったな……」
「あ……いえ」
「腕、大丈夫?」
「あんまり……」
「湿布とか貼った?」
「何も……」
「見せてみて」
男はそう言うと、私の腕を手に取った。
「腫れてるなあ。湿布貼ってあげるよ。待ってて」
「え」
大きな岩がいくつか転がっていて、男はその上に腰掛けた。
「あのっ、携帯……」
私が言うと、男は、シャツの胸ポケットから、携帯電話を取り出した。
私の携帯電話だ。
「ありがとうございます!」
男は携帯電話を手に持ったまま言った。
「こんな所まで呼び出して、悪かったな……」
「あ……いえ」
「腕、大丈夫?」
「あんまり……」
「湿布とか貼った?」
「何も……」
「見せてみて」
男はそう言うと、私の腕を手に取った。
「腫れてるなあ。湿布貼ってあげるよ。待ってて」
「え」