山賊眼鏡餅。
しましまの二人は山に向かって走っているようだった。


山には近づきたくなかったが、しかたがない。



登山口から、二人が山に入っていくところが見えた。


私も思い切って山に入ることにした。


登山口に入ろうとした瞬間、右肩に衝撃が走った。



振り向くと、フルフェイスのヘルメットが見えた。



手にはバットを持っている。


びっくりしすぎて悲鳴も出なかった。






罠だったのだ。
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