山賊眼鏡餅。
「なんだ?」
吉川ヨシオは、そう言って立ち上がった。
騒ぎ声がするほうに行ってみると、ホームレスたちが輪になっていた。
見ると、みんな、輪の中心に向かって石を投げている。
中心にいたのは、婆が捕まえたホームレス狩りの犯人…こけしぼうやだった。
縛られてぐったりしている。
「何してんのよ!死んじゃうよ!」
私は言った。
「こいつは人殺しだから、殺しても良いんだぁ」
ししゃもさんが言う。
「だめでしょ!」
「死んだら、川に流すんだぁ。好きにして良いって婆が言ったから、好きにしているだけだぁ」
「そんな!犯罪でしょ」
「わしらに法律なんて関係無いんだぁ……ほれっ!よっちゃんいかも石を投げれ!仕返しするんだぁ」
ししゃもさんは吉川ヨシオに石を渡した。
「ちょっと待ってくれ」
吉川ヨシオが言った。
「なんだぁ」
「ストップ!ストップだ!石を投げるのをやめろ!」
ホームレスは、動きを止めた。
吉川ヨシオは、そう言って立ち上がった。
騒ぎ声がするほうに行ってみると、ホームレスたちが輪になっていた。
見ると、みんな、輪の中心に向かって石を投げている。
中心にいたのは、婆が捕まえたホームレス狩りの犯人…こけしぼうやだった。
縛られてぐったりしている。
「何してんのよ!死んじゃうよ!」
私は言った。
「こいつは人殺しだから、殺しても良いんだぁ」
ししゃもさんが言う。
「だめでしょ!」
「死んだら、川に流すんだぁ。好きにして良いって婆が言ったから、好きにしているだけだぁ」
「そんな!犯罪でしょ」
「わしらに法律なんて関係無いんだぁ……ほれっ!よっちゃんいかも石を投げれ!仕返しするんだぁ」
ししゃもさんは吉川ヨシオに石を渡した。
「ちょっと待ってくれ」
吉川ヨシオが言った。
「なんだぁ」
「ストップ!ストップだ!石を投げるのをやめろ!」
ホームレスは、動きを止めた。