山賊眼鏡餅。
「どうしたの?急に」
ハジメが言う。
私は、試験と合コンについて話した。
「合コンって何??」
「え?合コンは合コンだよ」
「なにするの?」
「知らないの?」
「うん」
驚いたことに、ハジメは本当に合コンが何なのか知らないようだった。
「年ごろの男女が知り合う場、みたいな……」
「年ごろの……」
ハジメが繰り返す。
「居酒屋とかダイニングバーでお酒飲んだり、メアド交換したり、カラオケしたり……」
ハジメが悲しそうな顔をした。
「俺、ミチコにそういうのしてあげられなくて、ごめん」
「そんな……、大丈夫だよ!きのこ探しとか、なつみかん拾いとか楽しいし」
「それに、心配だ。そんな狼のような男と酒を飲むなんて」
「名前はウルフだけど、危険なことは無いよ」
「でも、その中の一人が友達を傷付けた犯人かもしれないんだろ」
「うん」
「危なくないのか」
「危険は承知だよ」
ハジメが言う。
私は、試験と合コンについて話した。
「合コンって何??」
「え?合コンは合コンだよ」
「なにするの?」
「知らないの?」
「うん」
驚いたことに、ハジメは本当に合コンが何なのか知らないようだった。
「年ごろの男女が知り合う場、みたいな……」
「年ごろの……」
ハジメが繰り返す。
「居酒屋とかダイニングバーでお酒飲んだり、メアド交換したり、カラオケしたり……」
ハジメが悲しそうな顔をした。
「俺、ミチコにそういうのしてあげられなくて、ごめん」
「そんな……、大丈夫だよ!きのこ探しとか、なつみかん拾いとか楽しいし」
「それに、心配だ。そんな狼のような男と酒を飲むなんて」
「名前はウルフだけど、危険なことは無いよ」
「でも、その中の一人が友達を傷付けた犯人かもしれないんだろ」
「うん」
「危なくないのか」
「危険は承知だよ」