闇と深紅に招かれて~召喚編~

つまりルカは

そのカエルの上にいたのだ。


キャーとか、

叫ぶべきだろうか。


ルカはちょっと考えた。

けれど、あまりに自分に

似つかわしくなくて

やめた。

ガウって言ったな。


「ありがとう、ガウ。おろしてくれて。」


ガウは

巨大な目を細くすると

身を低くしていた

体勢を直した。


それから、と。

ここがマカイだとか言ったよな。

マカイって、魔界?だよな。


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