闇と深紅に招かれて~召喚編~

だだっ広い空間なので、

モノは点在していた。

けれど、

それは生き物の骨で。

多分ここで息絶えた者だと

思われる。

これって、

さすがにキャーとか、

叫ぶべき?

けれど、

頭の中が切り替わった。

肉食獣なんかが

おいしくいただいた後だって、


こうだ。

いちいちさわぐことはない。

ルカは、それでも、

踏まないように気をつけて、

歩き出した。

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