【ｺﾗﾎﾞ】碧きコ惑のミューゼ～黄昏の彼方～

「え？」

「これはお前後ごと私を吹き飛ばす
計画だったようだが？」

って、あたしは、吹き飛んでも
かまわない人間だったってこと？
ちょっと待って。
彼は
カレンを殺している。
そんな人間の言うことを
信じられる？？

「それから、カレンの仇とは
どういうことだ？」

「二年前に、あんたが刺し殺した。
身に覚えがないとは」

「身に、覚えがない。」

エメラルドの瞳が、
深く静かに光った。

「･･･あたしの、親友だったのに」

「その”殺された親友”とやらも
あやしいものだ。」

「何ですって！？」

「作為的なものを感じないかね？」

作為的な･･･
「それも、計画のひとつだったとでも？」

ノインは頭がくらくらした。