【コラボ】碧きコ惑のミューゼ~黄昏の彼方~
彼は、にこやかにやってきて、ノインに
ドアを開けさせると、
「ノイン・ツバクラだね?おめでとう。
君に仕事の代価を払う準備がある。一
緒に来てくれないか?」
ノインはじっと男の顔を見た。
ちょっと整ったイイ男風。
けれど、ベリルを見た後だと、何て平凡
に見えてしまうんだろう。
「あたしは、ベリルを撃ったけれど、た
だの拳銃でだよ?いいの?」
男の顔は微かに歪んだ。けれど、うまく
取り繕ってしまう。
「ベリルを撃てる腕があることはわかっ
た。だから、今回はいいとする。」
「もう一度、撃てと?」
「報酬の後でな」