【コラボ】碧きコ惑のミューゼ~黄昏の彼方~
「あたしたちが、組織の中を調べるに
は時間がかかりすぎると思うんだ。あ
そこは普通の研究施設も混在してる。
だから、ツブすところは、考えないと
いけないと思う。その辺はあたしの記
憶を頼りにやる。もし爆発物が反応し
なくても、組織が機能しなくなる程度
には出来ると思う」
「そんなやり方でいいと思うのかね?」
ガチャリとドアが開いて、ベリルが現
われた。
「わたしは直接手出しはしないが、成
功するように導かなくてはならないの
で、口出しはさせてもらう…外まで丸
聞こえだぞ」
ノインとリヒターは顔を見合わせた。
そんな大きな声は出してない。
きっと、ベリルの耳が異様に研ぎ澄ま
されているのだろう。