【コラボ】碧きコ惑のミューゼ~黄昏の彼方~
「ノインのランクは超A級のS級だった。
もったいない?このまま普通の人間になるの」
ノインは考えた。
背中の女神は、このごろ元気がない。
蒼ざめている気さえする。
ノインは首を否定に振った。
金髪の髪が揺れて碧さを孕んで輝く。
そして、ノインは倉庫に向かって引き金を引いた。
オメガの入った弾痕が、倉庫を破壊するために、まっすぐに飛んでいく。
感慨にふけっていたせいで、立ちつくしていたノインを、リヒターは押し倒した。
爆風が、体の上をものすごい勢いで流れてゆく。