光を背負う、僕ら。―第1楽章―
でもそう感じたのは、自分もその“運命”の対象に入っていたことが嬉しかったからかもしれない。
「それにしても伸一さ、よくこれに気付いたよな。」
「実は俺も、最初は全然気付かなかったんだ。でもポスターに書かれてる名前の順番で、気付けたってわけ。」
そういえばポスターに書かれている名前は、伸一君、達也君、真奈ちゃん、あたしの順に並んでいる。
確かにその並びだと、共通点が繋がる。
…でも伸一君は、凄いな。
たったそれだけのことなのに、このことに気付けるなんて。
ふとあたしがそう感心していると、達也君がまた口を開いた。
「てか伸一、よくそんな堂々と“運命”とか言えるな。」
「えっ、なんか問題でもあるのか?」
「いや、だってさ。これが“運命”とは限らねーじゃん。ただの偶然かもしれねーし。」
達也君の言葉で、伸一君の表情が真剣なものに変わる。
「なんでだ?こんなの“運命”じゃん。こんなに名前に共通点がある俺達が同じクラスになること自体、俺はすげーと思う。それが同じクラスで同じ班になるなんて、めちゃくちゃ凄いじゃん!」
「それにしても伸一さ、よくこれに気付いたよな。」
「実は俺も、最初は全然気付かなかったんだ。でもポスターに書かれてる名前の順番で、気付けたってわけ。」
そういえばポスターに書かれている名前は、伸一君、達也君、真奈ちゃん、あたしの順に並んでいる。
確かにその並びだと、共通点が繋がる。
…でも伸一君は、凄いな。
たったそれだけのことなのに、このことに気付けるなんて。
ふとあたしがそう感心していると、達也君がまた口を開いた。
「てか伸一、よくそんな堂々と“運命”とか言えるな。」
「えっ、なんか問題でもあるのか?」
「いや、だってさ。これが“運命”とは限らねーじゃん。ただの偶然かもしれねーし。」
達也君の言葉で、伸一君の表情が真剣なものに変わる。
「なんでだ?こんなの“運命”じゃん。こんなに名前に共通点がある俺達が同じクラスになること自体、俺はすげーと思う。それが同じクラスで同じ班になるなんて、めちゃくちゃ凄いじゃん!」