光を背負う、僕ら。―第1楽章―
「確かに楽しかったよな。伸一には笑わかされてばっかだったし。」
「そういえば。この前のレクリエーションの班対抗のバスケ、楽しかったよね!」
「あれ、俺らの班だけボロ負けだったよな。サッカーなら勝てたんだけどな!」
「伸一の頭の中は、サッカーしかねーもんな。」
「確かに、言えてるー!」
話題はいつしか、思い出話へと変わっていく。
伸一も達也も真奈も、とても楽しそうに喋っていた。
あたしの些細な一言で始まったこの会話。
みんなも同じようにこの席やこの班が楽しかったと思っていたことがわかって、なんだか嬉しくて仕方がなかった。
「不思議だよな。短く感じたり長く感じたりするかは人それぞれだけど、席替えしてからのこの期間がすげー楽しかったことは、みんな一緒なんだもんな。」
あたしを含めた三人は、伸一の言葉に深くうなずく。
「なんかさ、またこのメンバーで同じ班になれたらいいな。この…運命仲間でさ。」
「なれたらいいな、楽しいし。」
「そうだね。…というか、運命仲間って初めて聞けた!」
「…なれるといいね!」
伸一君の言葉にすごく同感したあたしは、強くそう願っていた。
一緒の班に、なれるといいな…。
「そういえば。この前のレクリエーションの班対抗のバスケ、楽しかったよね!」
「あれ、俺らの班だけボロ負けだったよな。サッカーなら勝てたんだけどな!」
「伸一の頭の中は、サッカーしかねーもんな。」
「確かに、言えてるー!」
話題はいつしか、思い出話へと変わっていく。
伸一も達也も真奈も、とても楽しそうに喋っていた。
あたしの些細な一言で始まったこの会話。
みんなも同じようにこの席やこの班が楽しかったと思っていたことがわかって、なんだか嬉しくて仕方がなかった。
「不思議だよな。短く感じたり長く感じたりするかは人それぞれだけど、席替えしてからのこの期間がすげー楽しかったことは、みんな一緒なんだもんな。」
あたしを含めた三人は、伸一の言葉に深くうなずく。
「なんかさ、またこのメンバーで同じ班になれたらいいな。この…運命仲間でさ。」
「なれたらいいな、楽しいし。」
「そうだね。…というか、運命仲間って初めて聞けた!」
「…なれるといいね!」
伸一君の言葉にすごく同感したあたしは、強くそう願っていた。
一緒の班に、なれるといいな…。