光を背負う、僕ら。―第1楽章―
途端、さっきまで騒いでいたのが嘘みたいに、みんなが口を閉じた。
先生はその様子を確認してから、本題を再び話し出す。
「さっきみんなに配ったパンフレットがあるでしょう?これはね、夏休みの体験入学のパンフレットなの。」
体験…入学。
あたしは持っていたパンフレットに目を落とす。
これは、そのためのパンフレットだったんだ…。
あたしがまじまじとパンフレットを見る様に、流歌や明日美もパンフレットを見ていた。
「みんなにこれを配ったのはね、みんなにぜひ東條学園の体験入学に参加してほしいって思ったからなの。」
みんなが再び、ざわざわと騒ぎ出す。
先生はそんな中、続けた。
「みんなはもう、進路を決めているかもしれない。だけどせっかく吹奏楽部として頑張ってきたんだから、ぜひこういう音楽に優れた学校も自分の目で見て来てほしい。これは強制じゃないから、無理に行けとは言わないんだけど…。」
先生はそう説明しながら、また何かを配り出す。
回ってきたものを見るとそれは、体験入学の申込書だった。
先生はその様子を確認してから、本題を再び話し出す。
「さっきみんなに配ったパンフレットがあるでしょう?これはね、夏休みの体験入学のパンフレットなの。」
体験…入学。
あたしは持っていたパンフレットに目を落とす。
これは、そのためのパンフレットだったんだ…。
あたしがまじまじとパンフレットを見る様に、流歌や明日美もパンフレットを見ていた。
「みんなにこれを配ったのはね、みんなにぜひ東條学園の体験入学に参加してほしいって思ったからなの。」
みんなが再び、ざわざわと騒ぎ出す。
先生はそんな中、続けた。
「みんなはもう、進路を決めているかもしれない。だけどせっかく吹奏楽部として頑張ってきたんだから、ぜひこういう音楽に優れた学校も自分の目で見て来てほしい。これは強制じゃないから、無理に行けとは言わないんだけど…。」
先生はそう説明しながら、また何かを配り出す。
回ってきたものを見るとそれは、体験入学の申込書だった。