追っかけバンドマン
第2章 知らない世界

前進するために



「よっ。」
向いてた方向の反対の方から、肩を叩かれた。


「沢北さん…」

少しだけ汗をかいてる。

確かに今の季節わ初夏だけど、今日わ汗をかくほど暑くわない。


走ってきたんだな。


「話しあるって、健人から聞いた。
えっと、○ックでも行く?」


「はい。」


「ん、じゃあ行こ。」

少しだけ前を歩いてく、沢北さん。

あたしわ、これからあの人と一緒に組んで、歌を歌っていく。
周りの人の批評わ気にしない。歌うことを楽しみながら、歌うんだ。



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