アタシとお兄ちゃん。


あたしは、顔が真っ赤になった。


『やっぱ……ダメか?』


お兄ちゃんの目は、夕日のせいで、潤んで見えた。

そんな表情反則だよ…。

この時のあたし、頭がどうかしてたのかもしれない。


「……いいよ?」


『えっ…?恵美華、本当に俺でいいのか?』




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