アタシとお兄ちゃん。


「うん。お兄ちゃんがいい……。」


あたしが、お兄ちゃんにそう答えると、お兄ちゃんは、優しく微笑んだ。

そして、あたしを、お姫様抱っこで、ベッドにゆっくりと寝かせた。


『後悔しない……?』


こういうところにも、愛を感じる。


「しないよ?」


あたしが言うと、優しく微笑んみ、小声で、『ありがとう』って言った。

そして、お兄ちゃんは、あたしに、深くキスをした。


「……ンッッ!……ふぁ!」


< 196 / 268 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop