アタシとお兄ちゃん。



時計を見ると10時になってた。



ヤバイそろそろ帰んなきゃだな……。


「ごめん!あたし、そろそろ帰るよ!」



『そっか〜もうそんな時間か…。』



啓伍が、寂しそうに言った。


『俺、送ってくわ。』


ゆうは、そう言うと立ち上がった。


「いいよ?1人で帰れるし。」


『だって時間的に危ないだろ?』


ゆうは、本当に優しいよね・・・。
< 255 / 268 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop