アタシとお兄ちゃん。


いるよっ!・・・とか?


でも、本当にいるうちに入るのかな・・・?




「・・・・・・」


あたしが黙っているとゆうが、先に口を開いた。



『・・・もう、おまえの兄貴の事なんか忘れろよ・・・。』



え・・・・・



なんで、ゆうが知ってるの?


なんで・・・?



『俺さ・・・言われたんだよ。おまえの兄貴に』



お兄ちゃんが・・・?


『恵美華に、二度と近付くなってさ…。』



お兄ちゃん・・・そんな事言ってたの?


『でさ、俺むかついて、言ったんだよな・・・。「なんでお兄さんにそんな事言われなきゃいけないんですか!」って・・・』



ゆう・・・・。


< 257 / 268 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop