年上恋愛
「そっか、…彼女になってくれないのか…」
掴んでいた私の腕を放して
悲しそうに下を向いてしまった井崎さん
だって…ねっ?
まだ大島から気持ち吹っ切れてないし…
大学生と中学生って…年の差ありすぎだもん
無理だよ…
「じゃあ…私行きますね?」
「…。」
井崎さんは私の言葉に応えず
ずっと下を向きっぱなし
えぇ〜…そんな落ち込まなくてもぉ〜
「井崎さん?」
「…。」
帰るに帰れない状態…
どうしたらいいの?