年上恋愛
「澄恋は可愛いよ!?
倉田にブスって言われたの?」
「うん…落ち込む」
─ガタッ
「えっ?」
芽李がイスから立ち上がった
「どしたの?」
「倉田殴ってくる…!!」
「殴る!?どうしたん!?」
「澄恋は可愛いんだよ?
スタイルいいし
長い髪のせいかすごく大人っぽい」
何を言い出すのかと思ったら
私はスタイルなんて良くないし…
髪だって長い方が楽だから伸ばしっぱなしにしてるだけだし
「そんなお世辞いらないから…」
「私がお世辞言うタイプに見える?」
「…………見えない」
芽李はズバリ言っちゃうタイプ
「だったら私の言葉を信じて自信を持って」
「………ありがとう」