漫画みたいな恋がしたい
それでも、お構えなく喋りつづける母…
「私も亮ぐらいにはお父さんと出合ってたもんな~」
母は顔を赤らめながら言う
「それでね、お父さんってば不器用でね。いきなりキスされたの」
き。キス!?
「キスって?何で?」
「うーん?とにかく伝えたかったのかしら?でも、私その時好な人がいたから、まったく目にしてなかったんだけど、」
お箸もすべて止った…
え?母さん?
「あら~何でわたしお父さんと結婚したのかしら?私あの時好な人いたし~何でかしら?」
気になる!
母さんの話しなんていつもはちゃんと聞かないが、今日はなんだか似てるっていうか…