漫画みたいな恋がしたい

「千咲！！！」


真季が大声で私の名前を読んでる

「何？どうした真季？」


真季が下を向いている

「…坂木さん…千咲きおつけた方がいい…あの子……悪魔…」


いつもの真季じゃない？あの元気さは？

何かあったのかな？

「えっ？でもイイ子そうだよ？可愛いし♪」

「千咲…まだ分かってないからだよ！」

真季はだんだん口が強くなってきた

「どうしたの？真季？何かあった？」


「ごめん…何でもない千咲なにかあったら言ってね？」

「えっ？うん！」

真季 何があったんだろう？

「ほらっ！千咲までそんな顔しないで！何かあの子気になっただけだから！あっ！加藤君きたよ」

真季は何も無かったように こっちを向いてニヤニヤしてる

だけど真季…私には分かるよ？奈々子ちゃんと何かあったんだよね？

「あっ！本当だ！」

私は何もないようにせっしる。