漫画みたいな恋がしたい
「・・・・・」
「・・・・・」
いつまでも、黙ってる奈々子ちゃんにしゃべりかけた
「なによ。」
「ふはははははははははは。もうあなたは閉じ込められたわ。ここの遊園地ね。私のお父さんが経営しているところでね。このトイレの鍵閉めなんて簡単」
不気味な笑いを私に見せた
「きもいんだけど・・・裏表のある奈々子ちゃん」
「あら、いまのうちよ。ってかいつからきがついたの」
ってか。トイレ全体かよ(怒)
「最初らへんは。めっちゃかわいい子を演じてたのに。でも、海斗の前だともっとかわいい私を見せちゃうんだ。」
むか!!
「ふんっ」
ずっと反抗してやる
「あと。この携帯、落ちてたわよ~」
あ・・・私の携帯・・・
「そんなに必至に探してたんだ」
「私の携帯よ返して」
「無理。さぁ、あんたに宣戦布告よ!」
「宣戦布告?はぁ?馬鹿?」
宣戦布告って言葉ふる!!
「あー!もうムカつくわね!あんた。そのうち口きけないようになるよ」