あなたのペット的生活


テキパキとした対応。


脈をとったり、瞼を開いたり……やっぱりプロなんだなと尊敬する。




俺は……、
こんなとき、どうすればいいのかわからない。


おたおたしてるしかできない。




その後、救急車が到着し、乃亜は運ばれていった。




俺は、服を着替えるとすぐに乃亜が運ばれた病院へ向かった。


乃亜のそばにいると昔約束したことがある。


なのに、そばにいても乃亜を守ることが出来なかった。






悔しい。



俺は唇を噛み締め、ただただ乃亜が早く目を覚ますようにと祈るしかなかった。



  『真の1日』by孝二

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