あなたのペット的生活
after story
「ねぇ〜、孝ちゃ〜ん」
「ん?」
「私、孝ちゃんの彼女でいいんだよね?」
「そうみたいだね」
孝ちゃんはそのまま寝転んで漫画を読んでいる
「だったらなんで私、孝ちゃんのレポート書いてるんだろうね?」
「だって俺、漫画読みたいし?」
「その漫画、誰が借りてきたんだっけ?」
「お前だろ?」
そうなんだ。
私は、孝ちゃんの彼女であるはずなのに、してることは今までとなんら変わらない。
漫画借りて、アイス買ってきて、お菓子を差し出して?
今なんて授業で出たはずの小レポートという課題まで私がする羽目になっている。