執事とお嬢様、それから私



・・・・・



「はぁぁあああああ!?!?」


「あらお嬢様、そのように大きな口を開けられたらおげひ「ちょっとばぁや!!雅人に彼女ってどぉゆうことですの!?私聞いてなくってよ!?!?」


ガクガクとばぁやの肩を揺らす。するとメイド頭がとんできた。


「志乃さまが白目むいておりますお嬢様!!!!」


ちょっと力入れすぎたみたい。


「それどこじゃないわよ!!雅人に彼女ってなに!!!!」


するとばぁやを抱えたメイドは困ったような顔をした。


「…一年ほど前から」

「一年ですって!?」


長すぎる!!そんな!!私だけしらなかったの!?

雅人に彼女がいた事はあったけど、もって半年……… しかもあの雅人が仕事を放り出して会いに行くなんて!!!!


「お嬢様…」


「そ、そんっなのわたくし許しませんわよ!!!!こんな大切な事を…みんなして私をのけ者にしましたわね!!許しませんわ…ぜっっっつたい、別れさせてやりますわぁぁああ!!!!」
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