執事とお嬢様、それから私

｢なんなんだよアイツっ!!!!｣


｢彩もまだまだガキねぇ～｣


｢うるせーよ光菜!!｣


｢あっやだ!!職場にイケメンいないか聞くの忘れてた～｣


｢くっそ～｣


｢彼方は、いいの？｣


｢籐子…。チャンスはあるよ、案外心、狭いみたいだし。しっかり牽制してったぜ？なっ彩｣



｢そうだよアイツ、最後になんつったと思う？口パクでさ、かっちんに見せないように!!やらしーーー!!!!｣

｢えーあたし見てなーい。なんつったの？｣



｢｢俺のものだ｣｣




｢あーっははははははは東條さんやるうっヒヒッ、いーなかのこ愛されてて｣

｢ちくしょー何様だよ｣

｢彼氏様に決まってるじゃない｣


｢籐子、余り傷口に塩塗るなよ｣

｢あら、彼方のにも塗って差し上げるわよ？｣


｢遠慮します…｣




～籐子ｻﾏ最強説(笑)～
END