学校の怪談3
「待って、晋之介!」
類が腕を掴んで、俺を引き止める。

「何…?」

「事故現場に居るとは限らないじゃん!」

「だって…他って言ったって…」

「思い出の場所とかあるでしょ!?それか、お母さんが好きだった場所とかさ!」

類が興奮しながら言う。
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