学校の怪談3
「あぁ…もうヤだ…帰りてぇよ…出口わかんねぇし…あぁ…」

階段の隅っこに座って類を待つ事にした。


体育座りの体勢になって、下を向き必死で怖さと戦う。


「怖くない…絶対に!」

涙目になりながら、自分にそう言い聞かせた。
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