空の笑顔
知らない女
「ゲッ!慎二、俺らもう当番の時間!」
「忘れてたー!」
「急ぐぞ」
めちゃくちゃ楽しくてかなり盛り上がっていたのに、すっかり忘れていたクラスの当番。
正直めんどい。
そんなことする暇があるなら、こいつらと騒いでるほうが断然楽しいし面白い。
でも慎二は
「焼きそばを作るのは青春だ!」
とかあほなことを言っていた。
まぁ確かに悪くはないかもな!
俺たちは猛ダッシュでクラスまで走った。
そして担任にげんこつを一発かまされた。