空の笑顔
最終章
異変
日は流れ、また夏やって来た。
俺と空が出会った夏が…。
そして…バスケの大きな大会がある、俺にとって大事な夏でもある。
「俺、今週の土曜、バスケの大会なんだ」
空が横になっているベッドの隣に座って空に伝えた。
「もうそんな時期なんだ!見に行きたいけど…ここから応援してるから!頑張ってね!」
空は笑顔で言ってくれた。
本当は見に来てほしい。
でもそれは俺のわがまま。