空の笑顔
「!!」
案の定、空は驚いていた。
「どんな形でも…俺の隣はお前でありたいんだ…空」
空は目から涙を流していた。
迷惑じゃないかな?
ほんと、欲張りだよ俺は…。
でも、プロになるのも空が居てこそ成り立つんだ。
空の思いも俺がプロになって一緒に進んで行きたいんだ。
キミが隣にいないと意味がないんだ…。
空はマスクをのけ、ゆっくりと俺のほうに手を伸ばしてきた。
「おい!のけたら…」
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