空の笑顔
「渚ー!慎二ー!帰るぞ〜」
びしょびしょで遊び疲れた部員たち。
そんな中、直樹さんが叫びながら呼んでいる。
「それじゃ空ちゃん、また会えたらいいね!渚行くぞ」
慎二は走って行った。
「じゃな、空」
そう言って俺も行こうとしたとき空が俺の服を掴んだ。
「この後、此処に来る?」
まさか空から言ってくれるなんて思わなかった。
「行く」
素っ気ない返事だけどキミは笑顔で待ってるって言ってくれた。