「あー…えっと、38度8分くらい。」



幻覚が見えると思われてるならけっこう高熱言った方がいいよね。

わたしはそう言った後、体温計を見られないようにケースにすぐしまった。


「うわっ。まじかよ。寝ろ寝ろ!早く寝ろ!」


「はーい…。」


わたしはそのまま布団の中へ。

お兄ちゃんはそれを確認してから部屋を出た。


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