倒錯夜話(センチメンタルナイトホラー)
その日、真昼は部活から帰る時、いつもの近道をして帰った。
いつもなら部活仲間の直子と一緒なのだが、その日は直子は風邪で休み、真昼一人だった。
(あれ……?
蛇塚が倒れている。)
不思議に思った真昼は一応蛇塚を起こして駅へ向かった。
改札口で定期を出そうと、鞄に手をつっこんだ時、ヌルッとした物が手に触った。
「嫌っ!!」
真昼は地面に鞄の中身をぶちまけてしまった。
「真昼ちゃん、どうしたの?」
ブラスバンド部の由美が近付いて来た。
真昼は蒼白になった。
「拾ってあげるね。
今日も隣に座っていい?」
真昼は鞄と定期を受け取ると、由美と改札を抜けて電車に乗った。
いつもなら部活仲間の直子と一緒なのだが、その日は直子は風邪で休み、真昼一人だった。
(あれ……?
蛇塚が倒れている。)
不思議に思った真昼は一応蛇塚を起こして駅へ向かった。
改札口で定期を出そうと、鞄に手をつっこんだ時、ヌルッとした物が手に触った。
「嫌っ!!」
真昼は地面に鞄の中身をぶちまけてしまった。
「真昼ちゃん、どうしたの?」
ブラスバンド部の由美が近付いて来た。
真昼は蒼白になった。
「拾ってあげるね。
今日も隣に座っていい?」
真昼は鞄と定期を受け取ると、由美と改札を抜けて電車に乗った。