倒錯夜話(センチメンタルナイトホラー)
真昼はその夜、例の色の白い女がいつもいる木橋へ行き、中央から飛込んで潜って、川上を目指した。
この川は一定の時間だけ、異世界へ通じているのだ。
水は乳白色に濁り、藻が絡みつき気持ちが悪いが我慢して川上に着いた。
そこの滝の裏の洞窟へ真昼は入った。
いくつもに中は分かれているが、真昼は迷わずに一つの方角へ進んだ。
そこは昭和の時代、静香がまだ2歳である。
静香はもう、姉の美幸にいじめられ、実母にも虐待を受けていた。
真昼は、小さな勝手口に回ると、美幸が地面に絵を書いていたので、手袋をはめ、大きな石で美幸の頭を殴った。
美幸の頭から大量の血が流れて来たのを見ると立ち去った。
この川は一定の時間だけ、異世界へ通じているのだ。
水は乳白色に濁り、藻が絡みつき気持ちが悪いが我慢して川上に着いた。
そこの滝の裏の洞窟へ真昼は入った。
いくつもに中は分かれているが、真昼は迷わずに一つの方角へ進んだ。
そこは昭和の時代、静香がまだ2歳である。
静香はもう、姉の美幸にいじめられ、実母にも虐待を受けていた。
真昼は、小さな勝手口に回ると、美幸が地面に絵を書いていたので、手袋をはめ、大きな石で美幸の頭を殴った。
美幸の頭から大量の血が流れて来たのを見ると立ち去った。