倒錯夜話(センチメンタルナイトホラー)
真昼が気がつくと、真昼は豪華なベッドに寝かされていた。

ぼんやりとした意識が徐々に戻ると、次第に自分の状況に気がついた。

手足がベッドの四隅に縛られている。

窓際のソファーで、誰かがブランデーを飲んでいる。

その人物が振り向いた。

「やぁ、真昼ちゃん。気がついたかい?」

真昼は目を疑った。

「タカ……?
どうして?
あなたがここにいるはずがないわ!」

タカと真昼は真昼が16歳の時は出会ってもいなかったはずだ。

「驚くのも無理はない。
僕は未来から戻って来たのさ。

あれから君はどこを探してもいなかった。
仕方がないから探しに来たんだ。」

真昼は驚いた。
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