倒錯夜話(センチメンタルナイトホラー)
「ケン!!」

「ケン!!
一体どうしたのよ!」

ケンは朝礼台の上に置かれた椅子にくくりつけられていた。

グッタリとしている。

「何か薬品を使われたのね!
待っていて!
今ほどいてあげるわ!」

その時後ろから声がした。

「その男子のせいだ。
勝手な真似をするな!」

振り返ると、夜間の校長がいた。
< 179 / 258 >

この作品をシェア

pagetop