倒錯夜話(センチメンタルナイトホラー)
「センセ、ねぇ、ほどいて。

真昼…昨日の続き、して欲しいの。

保険室のベッドへ連れて行って…。」

案の定そいつはすぐにその気になり、真昼の手の縄を解くと、お姫様だっこして保険室に連れて行った。

真昼をベッドに下ろすと、すぐに上に乗ろうとした。

「待って…先生…服脱ぐから…

後ろ向いてて…
見ちゃ嫌…。」

と、恥ずかしがってみせた。

「仕方ないなぁ…。早くしろ!」

(単純なやつ…。)

真昼は服を脱ぎ、ピンセットを手に取った。

「ようやくできたか?」

「はい…。
先生…真昼…上に乗りたいな…」

「ヨシヨシ…。」

「恥ずかしいから目を閉じてて、自分でいれるね。」

「はい、はい。」

真昼は馬乗りになると、ピンセットを教師の眼球に突き刺し、両目の視力を奪い、逃げた。
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