倒錯夜話(センチメンタルナイトホラー)
「あなたの赤ちゃんは確かに私が預かりました。
何も心配入りません。
さぁ、もうおうちにお帰りなさい。」

目を覚ますと、本堂に布団を敷かれ寝かされていた。

住職が、

「貧血かな。
もう大丈夫?
気をつけて帰るんだよ。」

と、優しく見送られ真昼は寺を出ようとした。

その時、住職の奥さんが部屋から心配そうに見送っていた。

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