倒錯夜話(センチメンタルナイトホラー)
そして、やがて交わりだした。

女は足を絡めた。

舟が大きく揺れた。

ハァ…ハァ…。

これは真昼の息であった。

刺激的な場面を盗み見して、自然に息使いが荒くなった。

いつの間にかさっきの男の子が背後にいた。
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